2006年12月01日

愛しい人生

みなさん、さようなら

末期ガンに冒された中年男性レミと、彼を慕う家族や友人たちのお話です。オープニング、病院の長い長い廊下をナース姿のシスターが歩くシーンは、まるでドキュメンタリーを観ているような迫力。「ママもこんな風に死にたいわ!」という母の推薦で観てみました。
粗末な病院の相部屋で療養中のレミに、エリートの息子は巧みな話術とお金を使って立派な個室を用意し、友人たちを集めます。ガンの苦しみに耐えることは辛いだろうけど、こんな風に愛する人たちに見守られて穏やかに死を迎えることは幸せなことかもと思いました。でもレミは、その間際まで「死ぬ意味が見つけられない」と言っていました。それでも自分の死を受け入れなければならないって、どんな気分なんだろう。
合間合間に、レミが16世紀に殺された先住民の話をしたり背景のテレビニュースでニューヨークの貿易センタービルに飛行機が突っ込む映像が流れたり、たくさんの死とひとつの命の終わりが妙に重なって気が遠くなりそうでした。

それでも、エンディングで流れる「太陽と雨を鞄に入れて、雲の向こうから友がやってくる」というような歌は、とてもかろやかに心にひびきました。
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Posted by Kabachan at : 14:09

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