2007年10月08日
かえるとカレーライス
かえるとカレーライス:長新太

かえるが大きくなったのか、はたまた山が実は小さかったのか、途中からびっくりするようなことが起こります。白い山はご飯の味がしたのでしょうか?
とにかく、この奇想天外な展開が長男はたいそう気に入ったようでした。この本を読むたび「ぼくはかえるもカレーライスも大好きなんだよ」と訴えてきます。
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2007年10月03日
遅めのファースト絵本
ころころにゃーん:長新太
先月、長さんの展覧会に行きました。1回目は近所のリエさんと、2回目は家族4人で。ものっすごく感激してすみからすみまで眺めて読めるものはすべて読み尽くし、出口の売店で本やグッズをたくさん買いました。それで、この本も買いました。長さんの遺作となってしまったこの『ころころにゃーん』は、こどものとも0.1.2.という月刊絵本で410円。長さんは「紙や印刷は多少悪くても、こどもが自分のおこづかいで自由に買えるぐらいの(100円とか)絵本をつくって回転式のショーケースで売りたい」というようなことを、どこかでおっしゃっていました。奥様の話ではこどものとも0.1.2.のお仕事もとても好きだったみたいです。こんな風に、安くて良い絵本がもっといっぱいあれば、こどもだけでなくわたしもうれしい。
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2007年08月30日
パラリとやってきもちがスーッ
アブアアとアブブブ:長新太

アブのアブアアとアブブブは兄弟。ふたりはいつも丸めた紙をぶら下げて飛んでいき、それを誰かさんの前にパラリとたらして、そしてまた飛び去っていきます。それをやると気持ちがスーッとするんだって。
ただそれだけのお話なのです。こんなので絵本がつくれるなんて衝撃的。でもよくわからんが、むちゃくちゃおもしろいのです。紙をパラリとやられたあとの、被害者の表情がなんとも言えない。
アブアアとアブブブ、かっこいい。長さんの作品の中で、一番ハードボイルドなキャラクターかもしれません。和田誠さんは、このアブたちの行為を「とってもエロティックですよ」と言っていました。わたしも、このおもしろさは大人向けな気がしていたのですが、息子に読んでみたらすごくうけてました。思わず「なにがおもしろいの?」って聞いてしまった。
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2007年08月28日
地平線のひと
長新太 ナンセンスの地平線からやってきた:土井 章史 (編)
昨日の朝に届いた本ですが、じっくりゆっくり読もうと思っていたのに一気に全部読んでしまいました。長さんが亡くなったあと、こんな風に盛りだくさんに編集された本を4冊ほど読みましたが、一番読みやすくおもしろかったかも。長さんが長さんになる前からの作品から年代別にまとめられ、とても愛のこもった解説付き。これを編集された土井章史さんという方は、長年長さんとの仕事に携わりながら古本屋で長さんの作品を探し回り続けた長さんオタク。ご本人を知りながらそんなことをしていた人なんで、この本をつくるのにも相当な想いがあったことと思います。それがずっしりと伝わる内容なのでした。
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2007年08月25日
ナノヨ!ナノヨ!
くもの日記ちょう:長新太

『絵本画家の日記』などにも似た構成のタイトル通りくも(雲)の日記なのですが、文章も長さんの手描きで(長さんの文字、大好きです)、くもの姿を借りた長さん自身の妄想日記のような気もしました。
天気予報士が「このくもはこっちに行くでしょう」というのを聞いたくもは、「いいなりにはならない」と反対の方へ走っていったり。
そうそう。長さんといえば、現在京都で長新太展ナノヨが開催中でございます。わたしはこれにどーしても!行きたくて「そうだ、京都に行こう」とだんなさんに懇願していたのですが、「暑いからやだ」と相手にしてもらえずひとり悶々としてました。
そしたらmixiの長新太コミュで「横浜でも長新太展ナノヨ」という情報をキャッチし、小躍りしてしまいました。はぁ〜。うれしいうれしい。
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2007年07月25日
長さんとわたし、そして息子も。...母も。
わたしのうみべ:長新太

で、この素晴らしい本も、うちの素晴らしい母が発掘しました。まだわたしも母も『長新太』という名前を知らなかった頃、里帰り中に「ヘンな絵本があったらから蓮ちゃん(マゴ)に読んであげるわー」と母が借りてきたのが『わたしのうみべ』なのでした。
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2007年07月19日
おばけのパンツってどんなかしら?
おばけのいちにち:長新太

おばけのくせにおばけらしからぬ、実にノンビリとしたいちにち。わたしもこんないちにちを過ごしたいなぁ。
お友達が遊びに来てたくさんおしゃべりしたあと、ちょっと休んでから本を読むというところがなんとも良いいちにちだなぁと思います。『どんなほんをよんでいるのかしら? きになるなあ きになるなあ』。でも長さんは、おばけがどんな本を読んでいるのか考えてもいない気がします。息子は「おばけのいちにち読んでるんでしょ」と言っていました。なかなかよい答えだと思いました。
買い物から戻ってきたおばけに対し『これからしょくじだけど なにをたべるか みんなのそうぞうにまかせるね』といった、なかば投げやりな言いぐさも大好きです。やっぱり長さん、なにも考えていないでしょと突っ込みたくなるのです。うまいなぁ。
だけどもおばけらしいシーンも数々登場します。これがまた凡人の思考を超越した発想です。おばけだもの。もしかして長さんがおばけだったんじゃないのかしら?
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2007年07月04日
ばけますよ ばけますよ
はんぶんタヌキ:長新太

Posted by Kabachan at : 12:28 | Comments (2)
2007年06月26日
寝ても覚めても長さん
昨日の朝、息子を送ったあと睡魔に襲われてソファでうとうと2度寝していたところ、夢の中で「ごろごろにゃーん」という声が聞こえてきてきました。
ごろごろにゃーんごろごろにゃーんと、ひこうきはとんでいきます...あれ?あれあれ?ぼんやり起きてみたら、とくダネ!の温故知人で長さんの特集をやっていました。あぁ!もっかい寝ると決めたときにテレビを消さずにいてよかった。
最近のわたしの頭の中はだいたい4割ぐらいは長さんでいっぱいで、うとうとする直前まで読んでいたのもやっぱり長さんの本で、目覚めたらテレビに長さんが出ているなんてまったく夢のようなのでした。
ところでこの温故知人というコーナは、いつも魅力的な人を取り上げてくれるのですが(岸田今日子さんとか)、どうも進行役の落語家が苦手です。映像だけ見せてくれたらいいのになぁと、この日ばかりは心底思いました。
Posted by Kabachan at : 19:06 | Comments (2)
2007年04月15日
こうなる!
キャベツくん:長新太

王様の出てくる、ものすごく大好きな本があって、もう一度読んでみたいけどおぼろげにしか覚えていなくてあきらめていたのですが、さっきふと思い立って根気よく調べていたらわかりました。
この本
さて、話はそれましたが『キャベツくん』です。息子もわたしも大大大好きなキャベツくんとブタヤマさんシリーズ、最初に読んだのは『つきよのキャベツくん』だったのですが、それ以来大ファンです。
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2007年03月11日
こんなことってあるかしら?
いぬのおばけ:長新太

長男がうまれてそろそろ本を読み聞かせてみようと思った頃から、昔好きだった絵本や気になる絵本を手当たり次第買いあさり、気づいたら絵本だらけになっていました。あんまりたくさん持っていても読まない絵本があるのはなんだかなぁと思い、最近は母を見習って図書館通いをしています。それでも、借りた本を息子がとても気に入ってやっぱり買っちゃったりするんですけど。その確率が高いのが、息子もわたしも大好きな長さんの絵本です。昨日の夜息子に読みました。
突拍子もなくて、ちょっとふざけているようで、でもなんだか良いお話。それになんといっても、あのなんとも言えない大胆なタッチと色彩にすっかりまいってしまいます。
いぬのおばけは、道に寝ていた犬をおんぶしてたらどんどん大きくなってしまって...というお話です。うんちのおばけやお医者さんのおばけがおかしくてしかたがないのですが、読んでいるとちょっと涙が出そうです。受け止めるということの純粋さや勇気かなぁ。息子もなんだか、笑いつつもしんみりと聞いていました。
おしまいも、女の子の心情を表しているような、あとくされなくさっぱりとしているのが好きです。
Posted by Kabachan at : 17:38 | Comments (2)
