2008年03月04日

みちはだれかにつながっている

つづきの国のワークブック 自分だけの地図をつくろう!:荒井 良二

つづきの国のワークブック 自分だけの地図をつくろう!:荒井 良二荒井良二さんのワークショップが香川にやってきて(『じょんならん工場』というの;笑)、地元の友人が娘さんを連れて行ってきたそうです。
ものすごーく楽しそうな様子をブログで読んで、いいなーいいなーいいなーとしつこく思っていたら、こういう本を見かけたことを思い出してすぐに買ってしまいました。

荒井さんといえばわたしは『ルフランルフラン』ぐらいしか知らず、「乙女に支持されるオサレ絵本作家」と勝手に思いこんでいたんですが、ある時長男が幼稚園から持って帰った『ぼくのきいろいバス』を読んでみたらとても面白いと思いました。らくがきのような自由な線と美しい色、そして思いもよらない発想、おうちが朝ごはん作っている様子に長男もたちまち夢中になったようでした。

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2008年01月24日

困ってしまう猫たち

あしたうちにねこがくるの:石津 ちひろ (文)、ささめや ゆき(絵)

あしたうちにねこがくるの:石津 ちひろ (文)、ささめや ゆき(絵)母がクリスマスに、こどもたちのために買ってくれた絵本です。でもあんまり素敵すぎるんで、ほとんどわたしの宝物となっています。ささめやさんの絵、とってもきれい。
ささめやさんは男性(とちらかというと『オッサン』って風貌)ですが、この絵だけを見ると山本容子さんのような女性を勝手に想像してしまいます。若い頃には絵を学ぶためにパリに住んでいたこともあるそうで、そんなおしゃれな雰囲気も漂う美しい色遣いと構図です。
石津ちひろさんの作品をわたしはまだ読んだことがなかったのですが、言葉遊びの本をたくさん出していらっしゃるだけあってとっても楽しいおはなしでした。「もしも、こんなねこがきちゃったらどうしよう?」という内容なのですが、「みちにまよってばかりいるねこだったらどうしよう」と夜の街で迷子になっている哀れな表情の猫の絵、おかしくて息子と大爆笑しました。こんな猫だったらほんとに困っちゃうなぁ、でもおもしろいかも。

久しぶりに、今夜のスターは誰だも更新しました。ちょっとかなしい内容ですが。

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2008年01月19日

たのもしいお友達

ラチとらいおん:マレーク・ベロニカ (作)、 とくなが やすもと (訳)

ラチとらいおん:マレーク・ベロニカ (作)、 とくなが やすもと (訳) ずっと欲しかった絵本ですが「また今度、また今度」と我慢していたら、先日思いがけずお友達がプレゼントしてくれました。こんなことってうれしすぎる。
作者のマレーク・ベロニカさんは3年ほど前の来日時、パルコの地下の雑貨屋さんでサイン会をされました。わたしの知り合いがたまたまその雑貨屋さんにいたので、良い機会だったので長男も連れて行ってみたのでした。そのときすでに『ラチとらいおん』のことを知っていて読んでみたいと思っていたのに、ちょろちょろする長男に手を焼いて本を買うタイミングを逃してしまい、なぜか持っていたバッグにサインをしてもらったのでした。ベロニカさんは優しそうなおばあさんで「ほんとにこれにサインして良いの?」ってとまどってました。あほなわたし...。

そんな思い出の絵本、ついに息子に読んであげることができました。黒い表紙の絵本ってなんだか新鮮。読んでみると、今の長男の年頃にぴったりのおはなしだと思いました。とっても真剣に聞き入っていました。
長男はポケットに入るぐらいの小さなぬいぐるみがお気に入りなようで、マックのおまけだろうがANAのおまけだろうが名前を付けて大事に大事にしています。最近は、水族館で出会ったぺんぎんのぺんぺんちゃんと寝食ともにしております。「いまぺんぺんちゃんはとうめいのごはんたべてるよ」とか「きょうはぺんぺんちゃん、つかれたからもうねるんだって」とか、まぁイマジナリーフレンドってやつでしょうかね。ラチのらいおんもそういう存在かなって思うんだけど、ぺんぺんちゃんも息子のこと励ましてくれたらなぁって思います。

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2007年10月10日

のせてくださーい

がたん ごとん がたん ごとん:安西 水丸

がたん ごとん がたん ごとん:安西 水丸長男が小さい頃に買ったものですが、近頃は毎日のように次男に読み聞かせています。『がたん ごとん』の部分はもちろんおひざの振動つきです。にやにやしておとなしく聞いているんだけど、こういう展開をどんな風に理解しているんだろうなぁ。読んでいると長男もやってきて、無理やりおひざに座ります。彼もまた、かつてはこれがお気に入りなのでした。大きくなったのぅ。
安西水丸さんってわたしが高校生ぐらいのときにはいろんなところで見かけていたけど、最近はどういう活動をされているのかしら。だいぶ前にアルネにインタビュー記事が載ってましたが、イイ感じにくたびれていて(やぶけた古着のスウェットとか着ていた)おしゃれなおじさんだなぁと思いました。

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2007年10月08日

かえるとカレーライス

かえるとカレーライス:長新太

かえるとカレーライス:長新太買った当時は毎晩のように読んでいて、その度に「カレー食べたい」と言うもんだからカレーばっかり食べていました。久しぶりに読んでみたらやっぱりカレーを食べたくなっちゃいました。
かえるが大きくなったのか、はたまた山が実は小さかったのか、途中からびっくりするようなことが起こります。白い山はご飯の味がしたのでしょうか?
とにかく、この奇想天外な展開が長男はたいそう気に入ったようでした。この本を読むたび「ぼくはかえるもカレーライスも大好きなんだよ」と訴えてきます。

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2007年10月03日

遅めのファースト絵本

ころころにゃーん:長新太

ころころにゃーん:長新太先月、長さんの展覧会に行きました。1回目は近所のリエさんと、2回目は家族4人で。ものっすごく感激してすみからすみまで眺めて読めるものはすべて読み尽くし、出口の売店で本やグッズをたくさん買いました。
それで、この本も買いました。長さんの遺作となってしまったこの『ころころにゃーん』は、こどものとも0.1.2.という月刊絵本で410円。長さんは「紙や印刷は多少悪くても、こどもが自分のおこづかいで自由に買えるぐらいの(100円とか)絵本をつくって回転式のショーケースで売りたい」というようなことを、どこかでおっしゃっていました。奥様の話ではこどものとも0.1.2.のお仕事もとても好きだったみたいです。こんな風に、安くて良い絵本がもっといっぱいあれば、こどもだけでなくわたしもうれしい。

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2007年09月27日

渋めのファースト絵本

三びきのやぎのがらがらどん:マーシャ・ブラウン (絵), せた ていじ (訳)

三びきのやぎのがらがらどん:マーシャ・ブラウン (絵), せた ていじ (訳) まだ長男が絵本になど見向きもしない赤ちゃんの頃、うちの母が「マゴに読み聞かせたい!」と買ってきたがらがらどんです。渋いチョイスだなぁと思ったのですが、赤ちゃんにこれを読み聞かせてるのをテレビで見たみたい。
「赤ちゃんでも、ちゃんと読んであげればじっと聞いてるのよお〜」とはりきっていましたが、実際にやってみたらまったく聞いちゃいませんでした。でもこういう努力は無駄にならないかもしれません。わたしも母もすぐにめげましたけど。

1歳を過ぎた頃からようやく本に興味を持ち始めましたが、でもこの本はまだ難しかったようです。橋が揺れるところだけは、膝にのせてがたごと揺らしてあげると喜んでいました。
最近になって、わりと頻繁に読んでーと言われます。ようやく理解できるようになったかいな。でも、小さい頃に読んでいたのを少し覚えてるようで、まぁ多少の努力の甲斐はあったのかもしれない。トロルがこっぱみじんにされるところが好きみたいです。

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2007年09月20日

また来年

ゆかいなかえる:ジュリエット・キープス (文/絵)、 いしい ももこ(訳)

ゆかいなかえる:ジュリエット・キープス (文/絵)、 いしい ももこ(訳)去年の夏は何度も何度も読みましたが、今年は長さん病により一度しか読めなかったゆかいなかえるです。
いろんなところに書いた気がするけど、わたしは夏の夜に実家の田んぼから聞こえるかえるの大合唱が大好きです。今年の夏は里帰りができず、大合唱が聴けないでさびしいかぎりでしたが。あの鳴き声を聴きながら、まっくらな広い田んぼの中にうじゃうじゃとかえるがいる様子を想像して、ちょっと寒気がしつつもわくわくしてしまいます。そのかえるはきっと、この絵本に出てくるようなかえるなんだろうと思います。初めて読んで以来、長男はかえるが大好きになりました。
まったく無駄のない線で描かれた、愛嬌たっぷりのかえるたちの表情。リアルで躍動感のある描写なのに、とてもユニークなのです。美しい洗練された色遣いもとっても素晴らしいと思います。文章にもまったく無駄がない。原文は読んでいませんが、翻訳の文章はとてもリズミカルで心地よいです。

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2007年09月08日

本題そっちのけ

オテサーネク:エヴァ・シュヴァンクマイエロヴァー

オテサーネク:エヴァ・シュヴァンクマイエロヴァー月曜日、ラフォーレ原宿で開催中の『ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展』に行ってきました。1年ぐらい前にも葉山にある美術館で催されていましたが、気づいたときにはすでに終わっていて悔しい思いをしたのでした。こんな機会を逃してしまってもう一生お目にかかることはなかろうと思っていましたが、まさか1年後にこんな幸運が訪れようとは。
ラフォーレ原宿という場所にどうも抵抗がありましたが、嫌がるだんなさんを説き伏せて(こういう場所が心底嫌いらしい)、こどもたちも連れて行ってきました。(できれば葉山で見たかったけど)、それは贅沢ってものですね。

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2007年08月30日

パラリとやってきもちがスーッ

アブアアとアブブブ:長新太

アブアアとアブブブ:長新太70年代に出版されたものが、最近になって復刊されたみたいです。わたしは少し前に図書館で初めて読んだのですが、あまりのかっこよさにどうしても手元に置いておきたくなり買ってしまいました。

アブのアブアアとアブブブは兄弟。ふたりはいつも丸めた紙をぶら下げて飛んでいき、それを誰かさんの前にパラリとたらして、そしてまた飛び去っていきます。それをやると気持ちがスーッとするんだって。
ただそれだけのお話なのです。こんなので絵本がつくれるなんて衝撃的。でもよくわからんが、むちゃくちゃおもしろいのです。紙をパラリとやられたあとの、被害者の表情がなんとも言えない。
アブアアとアブブブ、かっこいい。長さんの作品の中で、一番ハードボイルドなキャラクターかもしれません。和田誠さんは、このアブたちの行為を「とってもエロティックですよ」と言っていました。わたしも、このおもしろさは大人向けな気がしていたのですが、息子に読んでみたらすごくうけてました。思わず「なにがおもしろいの?」って聞いてしまった。

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2007年08月29日

だまされたニャ〜

ねこだまし:斉藤 洋(文)、高畠 那生(絵) ねこだまし:斉藤 洋(文)、高畠 那生(絵)しゃれた雰囲気の絵にひかれて読んでみましたが、とてもおもしろかったです。どちらかといえば絵も文章も同じ人が手がけているものが好みですが、このおふたりの組み合わせはとてもはまっていると思いました。他の作品も読んでみたいなぁ。あるかしら。

家にやってきては、ねこらしからぬ変なものを欲しがる近所のねこ。よそのうちからももらっているみたい。なにをたくらんでいるのかしら。
こういう、近所にまつわるストーリーってわくわくします。こどもの頃に母が買ってくれた『どろぼう夫婦』という絵本が今でも宝物ですが(残念ながら絶版)、それも隣の夫婦が実は泥棒なんじゃないかと小さな男の子が妄想する楽しいおはなしです。近所の人って親しいわけではなくても、家から出入りしているだけでもいろんな行動パターンがあって何かと妄想してしまいます。うちの家は私道をはさんで10軒の家が向かい合わせに建っているので、玄関を出入りする気配がよくわかります。「あ、なんとかさんが帰ってきた」とか。市原悦子みたいできもいと言われたことがあるんですが、みんなしないのかなぁ。別に郵便受けをのぞいたりしてるわけじゃないんだし、そのぐらい好きに妄想しますけどね。

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2007年08月25日

ナノヨ!ナノヨ!

くもの日記ちょう:長新太

くもの日記ちょう:長新太結構前に息子のために買ったのですが、まだ息子に読んであげていない絵本です。
『絵本画家の日記』などにも似た構成のタイトル通りくも(雲)の日記なのですが、文章も長さんの手描きで(長さんの文字、大好きです)、くもの姿を借りた長さん自身の妄想日記のような気もしました。
天気予報士が「このくもはこっちに行くでしょう」というのを聞いたくもは、「いいなりにはならない」と反対の方へ走っていったり。

そうそう。長さんといえば、現在京都で長新太展ナノヨが開催中でございます。わたしはこれにどーしても!行きたくて「そうだ、京都に行こう」とだんなさんに懇願していたのですが、「暑いからやだ」と相手にしてもらえずひとり悶々としてました。
そしたらmixiの長新太コミュで「横浜でも長新太展ナノヨ」という情報をキャッチし、小躍りしてしまいました。はぁ〜。うれしいうれしい。

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2007年07月25日

長さんとわたし、そして息子も。...母も。

わたしのうみべ:長新太

わたしのうみべ:長新太こないだ『おばけのいちにち』のことを書いたら、母親に「あの本を見つけたのはわたしなのに、そのことにはふれてくれなかったね」と言われました。書こうと思っていたけど忘れていました。見ている人が少ないからと言って手を抜いてはいけません。
で、この素晴らしい本も、うちの素晴らしい母が発掘しました。まだわたしも母も『長新太』という名前を知らなかった頃、里帰り中に「ヘンな絵本があったらから蓮ちゃん(マゴ)に読んであげるわー」と母が借りてきたのが『わたしのうみべ』なのでした。

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2007年07月21日

たいせつかなぁ

たいせつなこと:マーガレット・ワイズ ブラウン(文)、レナード ワイスガード(絵)、うちだ ややこ(訳) ★★☆☆☆

たいせつなこと:マーガレット・ワイズ ブラウン(文)、レナード ワイスガード(絵)、うちだ ややこ(訳)息子に絵本を買いあさっていた頃、なんだかおしゃれな雰囲気にほだされて(翻訳が内田也哉子だから?)買った本です。
絵がとても美しいのですが、肝心の『たいせつなこと』が、わたしにはあまりぴんときませんでした。「そうですよね」とは思うものの、あらたまって教えられるとなぜかそっぽを向きたくなってしまうのです。このまじめな雰囲気がダメなのかしら。何度か自分で読んだあと、どうにか解釈して息子にも読み聞かせてみたのですが、わたしの方が「?」と思いながら読んでいるのでやっぱり聞いている息子も「?」という顔なのでした。
たいせつなことっていうのは、きっと人から教わることではないのだなぁ。教えてもらわないとわからないこともたくさんあるけど、「たいせつなのは、そらがいつもそこにあるということ!」なんて思っているこどもがいたら気味が悪いなぁ。おとなになって、自分にとってたいせつなことはなにかということに気づいて、口に出さずともそのことにいつも感謝できるような人に、息子たちにはなって欲しいなぁと思います。
でも本当に絵がすごくきれいだし、こういう本を好きな人はたくさんいるんだと思います。わたしはきっと、教訓めいたのが嫌いなんだろうな。

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2007年07月19日

おばけのパンツってどんなかしら?

おばけのいちにち:長新太

おばけのいちにち:長新太昨晩息子に読んだ本です。長さんの絵本の中でも特に気に入っていて、何度も図書館で借りています。買おうかしら。

おばけのくせにおばけらしからぬ、実にノンビリとしたいちにち。わたしもこんないちにちを過ごしたいなぁ。
お友達が遊びに来てたくさんおしゃべりしたあと、ちょっと休んでから本を読むというところがなんとも良いいちにちだなぁと思います。『どんなほんをよんでいるのかしら? きになるなあ きになるなあ』。でも長さんは、おばけがどんな本を読んでいるのか考えてもいない気がします。息子は「おばけのいちにち読んでるんでしょ」と言っていました。なかなかよい答えだと思いました。
買い物から戻ってきたおばけに対し『これからしょくじだけど なにをたべるか みんなのそうぞうにまかせるね』といった、なかば投げやりな言いぐさも大好きです。やっぱり長さん、なにも考えていないでしょと突っ込みたくなるのです。うまいなぁ。

だけどもおばけらしいシーンも数々登場します。これがまた凡人の思考を超越した発想です。おばけだもの。もしかして長さんがおばけだったんじゃないのかしら?

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2007年07月10日

どこから入ったの?の謎

りんごとちょう:イエラ・マリ、エンゾ・マリ

りんごとちょう:イエラ・マリ、エンゾ・マリ文字のない、とても洗練された絵本です。
ひとりのときはだまって絵を眺めるだけですが、息子と一緒のときは適当にお話を作って聞かせています。花が咲いてりんごがなるまでの過程がとてもよくわかるとともに、ちょうの生態まで知ることができ、なるほどなぁと思いました。上手に共存しているのね。
秋頃になると毎朝有機栽培のりんごを食べるのですが、そうしたらときどき小さな虫が中にいて飛び上がることがあります。でもこの本を読んでからはちょっと愛おしく思えたりして。まぁやっぱりこわいですけど。

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2007年07月08日

意外性

なにをたべたかわかる?:長新太

なにをたべたかわかる?:長新太黒い線画で描かれた、考えもおよばぬ驚きの世界。途中までのものすごい展開を根底からひっくり返す結末(笑。わたしは、立ち読み中に思わず声を出して笑ってしまいました。
ねこがものすごく大きなさかなを釣って背中にしょって帰りますが、道中なぜかさかながどんどん重くなっていきます。なんでかなぁ。ねこはさかなが見えないので、なにが起きているのかわかりません。
ひらがなだけのとても心地よい語り口ですが、絵を見ただけでもぱらぱら漫画のように楽しめると思います。息子はまず自分で絵だけを見て大喜びして、その後読み聞かせをしてまた喜び、その後食べたものを振り返ってまた大喜びしていました。
ねこ、力持ちだしかっこいいなぁ。自分の知らないところですごいことが起きてる展開は『ブタヤマさんたらブタヤマさん』を読んだときに「知らず知らずのうちにこんなことも起きてるかもなぁ」と思ったりしましたが、このねこさんは自分も実はすごかったという落ちですね。ぜひ読んでみて欲しいです。

Posted by Kabachan at : 23:56 | Comments (0)

2007年07月05日

どっぷりナンセンス

ウシバス:スズキコージ

ウシバス:スズキコージ昨晩、息子に読んだ本。 こどもの頃、いとこのおうちにあった『サルビルサ』を読んだのですが、気味が悪くて理解不能だった記憶があります。それから十数年まったくご縁もありませんでしたが、先日図書館で一生懸命長さんの絵本を探していてたまたま手に取ったのがこれでした。 表紙のきれいなグリーンに惹かれたと思われますが、スズキコージの名前を見て一瞬ひるみました。トラウマですね。でもぱらぱらめくってみたらちょっとおもしろそうで、とりあえず息子の反応が見てみたくて借りました。そしたら息子は予想以上にたいそう気に入った様子、続けて2回読まされました。

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2007年07月04日

ばけますよ ばけますよ

はんぶんタヌキ:長新太

はんぶんタヌキ:長新太目の覚めるような真っ赤な背景の中ただひたすら、タヌキがばける姿を披露するお話です。ただしはんぶんだけ。 昨日の夜息子に読んだのですが、一緒に大笑いしながらページをめくりました。「あらあら はんぶん タヌキです タヌキです」という言葉のリズムと、次々に繰り出されるタヌキの化け姿。ばけバリエーションも豊富です。 ジャンボジェット機になっても小鳥になっても、はんぶんはしっかりタヌキ。芸達者なのか半人前なのかわからないところがまた良いです。ばけたいだけばけてさっさとシメてしまう感じもまた、憎めません。

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2007年06月26日

寝ても覚めても長さん

昨日の朝、息子を送ったあと睡魔に襲われてソファでうとうと2度寝していたところ、夢の中で「ごろごろにゃーん」という声が聞こえてきてきました。
ごろごろにゃーんごろごろにゃーんと、ひこうきはとんでいきます...あれ?あれあれ?ぼんやり起きてみたら、とくダネ!の温故知人で長さんの特集をやっていました。あぁ!もっかい寝ると決めたときにテレビを消さずにいてよかった。
最近のわたしの頭の中はだいたい4割ぐらいは長さんでいっぱいで、うとうとする直前まで読んでいたのもやっぱり長さんの本で、目覚めたらテレビに長さんが出ているなんてまったく夢のようなのでした。
ところでこの温故知人というコーナは、いつも魅力的な人を取り上げてくれるのですが(岸田今日子さんとか)、どうも進行役の落語家が苦手です。映像だけ見せてくれたらいいのになぁと、この日ばかりは心底思いました。

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Posted by Kabachan at : 19:06 | Comments (2)

2007年04月15日

こうなる!

キャベツくん:長新太

キャベツくん長さんの名前を知ったのは上の息子が生まれたあとでしたが、息子と夢中になって長さんのいろんな作品を読むうち(正確には『おしゃべりなたまごやき』を読んだとき)、「あ!この人の絵、知ってる!」ということに気づきました。
王様の出てくる、ものすごく大好きな本があって、もう一度読んでみたいけどおぼろげにしか覚えていなくてあきらめていたのですが、さっきふと思い立って根気よく調べていたらわかりました。
この本!そうそう!小学生の頃、図書館で何度も何度も借りて愛読していたのでした。う〜ん。ちょっと涙が出そうだなぁ。

さて、話はそれましたが『キャベツくん』です。息子もわたしも大大大好きなキャベツくんとブタヤマさんシリーズ、最初に読んだのは『つきよのキャベツくん』だったのですが、それ以来大ファンです。

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2007年03月29日

くるまへの息子の情熱

くるまがいっぱい:グレース・マカローン(文)、デイビッド・カーター(絵)

くるまがいっぱい今日は息子を連れて近所の図書館へ行きました。いつもはもっと離れた図書館へ車を使って行ってましたが、今日みたいなお天気の日にお散歩がてら歩いて行くにはちょうど良い距離にありました。もっと早くに気づいておけば良かった...。
何度か図書館を利用するうちにわかったことは、わたしの読解力では2週間で読める本はどうがんばっても2冊。でも息子用の絵本なら何冊だって大丈夫です。今日は、わたしの本2冊と息子の絵本6冊を借りました。そのうち3冊は息子が自分で選んだもの、全部車の本ばっかりです(笑。
この本もそのうちの1冊ですが、かわいいイラストながらなかなかしっかりとした車の描写で、息子はすっかり魅了されていました。文章はひらがなとカタカナだけの簡単なものなのですが、なんと息子は自分で読んでしまいました。い、いつの間に本が読めるようになったの??

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Posted by Kabachan at : 20:42 | Comments (0)

2007年03月11日

こんなことってあるかしら?

いぬのおばけ:長新太

いぬのおばけ:長新太長男がうまれてそろそろ本を読み聞かせてみようと思った頃から、昔好きだった絵本や気になる絵本を手当たり次第買いあさり、気づいたら絵本だらけになっていました。あんまりたくさん持っていても読まない絵本があるのはなんだかなぁと思い、最近は母を見習って図書館通いをしています。それでも、借りた本を息子がとても気に入ってやっぱり買っちゃったりするんですけど。その確率が高いのが、息子もわたしも大好きな長さんの絵本です。昨日の夜息子に読みました。
突拍子もなくて、ちょっとふざけているようで、でもなんだか良いお話。それになんといっても、あのなんとも言えない大胆なタッチと色彩にすっかりまいってしまいます。
いぬのおばけは、道に寝ていた犬をおんぶしてたらどんどん大きくなってしまって...というお話です。うんちのおばけやお医者さんのおばけがおかしくてしかたがないのですが、読んでいるとちょっと涙が出そうです。受け止めるということの純粋さや勇気かなぁ。息子もなんだか、笑いつつもしんみりと聞いていました。
おしまいも、女の子の心情を表しているような、あとくされなくさっぱりとしているのが好きです。

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