やぁ★ゲバラ!惚れちゃいました
チェ★ゲバラ モーターサイクル南米旅行日記:エルネスト・チェ・ゲバラ(著)、棚橋 加奈江 (訳)

革命家となってからの彼のことはあれこれ言えるだけの知識がわたしにはないのですが、まだ彼がただのエルネスト・ゲバラとして親友アルベルトとともに旅をしながら綴ったこの日記には、すでに指導者チェ・ゲバラとしての強い意志や自信が見え隠れしています。
弱いものを守るために自ら武器を持って立ち向かうということが、日本人のわたしには本当に正しいことかどうか判断できないのだけど、少なくともこの本から受ける彼の印象は、まだ少年の面影すら残る野心家で心の優しい青年なのです。
それにしてもこういう類の本を読み慣れていないせいかもしれないけれど、日本語なのに日本語でないような、1行読むのに何度も読み返したりして、読んでも読んでも進まない気がしました。言葉はもちろん、文化や時代も違うし、こういう本の翻訳って難しいのでしょうか。でももしわたしがアルゼンチン語を熟知していれば、もうちょっとセンスの良い本にできたかもなぁとか、図々しいことを考えながら読みました。
それでも、彼の文章はとってもユーモアがあってぷっと吹き出してしまう表現が数々ありました。それを日本語に訳すとどうにもわかりづらいのですが。原文ではどうなっているんだろ。見てもどうせわからないんだけど。
医学を学ぶ立場からか、いろんな場所でトイレの不衛生さを指摘していますが、ペルーのインディオがそこら辺に適当に用を足して女の人はスカートで拭いてるようだけど男はそのまんまらしいということを書いてあって、ひっくり返りそうになりました。その後に『女の人と子供のセットは排泄物の倉庫だ』と付け加えてあって吹き出しました。
そこでの光景がゲバラにとっても印象深かったのか、後に訪れるハンセン病患者の療養施設の劣悪な環境について、『治療内容はともかくその他は地獄だ』。そして『その他のことを我慢できるのは、ペルー山岳地帯のインディオたちの持っている宿命主義的な悩める精神だけだ。』と記しています。こんなユーモアのセンスがあるからこそ、人々に愛される革命家となったんだろうなぁ。
『モーターサイクル・ダイアリーズ』は、この本のエピソードをバラバラにしてつなぎ合わせたような印象がありました。随所で映画の場面に出くわしますが、順序がでたらめなので映画を思い出しながら読むとちょっと混乱してしまうかも。
それにしても、ガエル・ガルシア・ベルナルはかっこよかったですなぁ。
















Respons to "やぁ★ゲバラ!惚れちゃいました" (2)
やぁ★Kabachan!惚れちゃいました
はじめまして!
いつも楽しく拝見しています。
今までは星飛雄馬の姉に倣い、物陰からそっと見ていました。
しかし!
明日からヒュー・グラント主演作『Music and Lyrics』(邦題『ラブソングができるまで』)が公開ということで、ついコメントしてしまいました。
ヒューのいつものユーモアに加えて、今回は歌とダンスまであるとのことで、今からワクワクしています。
『今夜のスターは誰だ』の方にコメントすべき内容ですが、こちらのエントリーのタイトルがあまりに可笑しくて、こちらに書き込んでしまいました。Kabachanへのオマージュということで、どうぞご勘弁を!!
Kabachanはこの作品を劇場でご覧になりますか?
レビュー楽しみにしております。
★敦さん
はじめまして!コメント、ありがとうございます!
最近は身内しか見てくれていないだろうと思っていたので、いつも見てくださっている方が(たとえひとりでも)いるとわかり、とても励みになりました(笑。
そうそう!ちょうどお友達と「ヒュー様行きます?」と相談してたところでした。
先日『パリ、ジュテーム』を見た際に予告が流れていてダンスする姿に釘付けになりました。
『アバウト・ア・ボーイ』で歌ってる姿もおもしろかったですよね。大好きでした。
ドリュー・バリモアとの恋物語ってどうなの〜?とちょっと思ったりもするのですけどね。ちょっといやみな言い回しやスケベおやじっぽいところが健在であることを願いつつ、ぜひ劇場で観たいと思います!
そういえばいつもヒュー・グラントの映画を観ているのに、感想文を全然書いていませんでした。
やぁ★Kabachan、ありがたくオマージュいただきます!これからもどうぞよろしく。