パラリとやってきもちがスーッ
アブアアとアブブブ:長 新太

アブのアブアアとアブブブは兄弟。ふたりはいつも丸めた紙をぶら下げて飛んでいき、それを誰かさんの前にパラリとたらして、そしてまた飛び去っていきます。それをやると気持ちがスーッとするんだって。
ただそれだけのお話なのです。これで絵本がつくれるなんて衝撃的。だけどこれがむちゃくちゃおもしろいのです。紙をパラリとやられたあとの、被害者の表情がなんとも言えない。
アブアアとアブブブ、かっこいい。長さんの作品の中で、一番ハードボイルドなキャラクターかもしれません。和田誠さんは、このアブたちの行為を「とってもエロティックですよ」と言っていました。わたしも、このおもしろさは大人向けな気がしていたのですが、息子に読んでみたらすごくうけてました。思わず「なにがおもしろいの?」って聞いてしまった。
















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