パラリとやってきもちがスーッ

August 30, 2007 | 15:17  |  ,  | Comments(0)

アブアアとアブブブ:長 新太

アブアアとアブブブ:長 新太70年代に出版されたものが、最近になって復刊されたようです。わたしは少し前に図書館で初めて読んだのですが、あまりのかっこよさにどうしても手元に置いておきたくなり買ってしまいました。

アブのアブアアとアブブブは兄弟。ふたりはいつも丸めた紙をぶら下げて飛んでいき、それを誰かさんの前にパラリとたらして、そしてまた飛び去っていきます。それをやると気持ちがスーッとするんだって。
ただそれだけのお話なのです。これで絵本がつくれるなんて衝撃的。だけどこれがむちゃくちゃおもしろいのです。紙をパラリとやられたあとの、被害者の表情がなんとも言えない。
アブアアとアブブブ、かっこいい。長さんの作品の中で、一番ハードボイルドなキャラクターかもしれません。和田誠さんは、このアブたちの行為を「とってもエロティックですよ」と言っていました。わたしも、このおもしろさは大人向けな気がしていたのですが、息子に読んでみたらすごくうけてました。思わず「なにがおもしろいの?」って聞いてしまった。

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